|
|
■■■
■■
■ ▼ アレックス・コックス『デス・アンド・コンパス』 (1996 米日メキシコ)
おもろいんだか、つまらんのだか、やっぱりつまらんのでしょ、きっと。 原作のボルヘスが「悪夢のように複雑怪奇」というているらしいけど、いざ解き明かされてみると、複雑でも怪奇でもないやね。見かけばかり複雑だけれど、どろどろしたものがなくて。たぶんボルヘスなんかが好きな人にはこたえられないんだろうけれど、ボクなんかはダメ。きっと原作だって好きじゃないだろう、読んでないからわからんけれど、きっと途中でほっぽり出すはず。 冒頭でアレックス自らが盲目のポルヘス警視長として出てきたけれど、正直あのシ−ンでこけた。取りだした杖でね、あれをどう受け取るかで、この映画がおもしろい、おもしろくないが決まってしまう。あれがつまらんと思った人は悪いこと言わないからそこでやめとき。時間の無駄。 まぁ、ところどころにキッチュだったりはするけれど、ラビリンスたってねぇ。。。。
Death and the Compass 製作 カール・H・ブラウン / ロレンツォ・オブライエン 監督・脚本 アレックス・コックス 原作 ホルヘ・ルイス・ボルヘス 撮影 ミゲル・ガルソン 美術 セシリア・モンティエル 音楽 プレイ・フォー・レイン 出演 ピーター・ボイル / クリストファー・エクルストン / ミゲル・サンドバル / ザイーデ・シルビア・グチエレス / ペドロ・アルメンダリス Jr. / アレックス・コックス
★
2002年08月07日(水)
|
|
|