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 ▼ サブ『弾丸ランナー』 (1996 日)


 これくらいヤクルトスワローズの野球帽が似合う奴はいないね。
なんで犯行下見はYSだったのに、本番では一瞬迷ってS(ってどこだぁ?大リーグだよな)にしたんだ。まさか色合い考えて変えたんでもあるまいに。
 さてと、行けてない男の代表、何をやらせてもダメな男=安田(田口トモロヲ)を発端に、シャブ中コンビニ店員= 相沢(DIAMOND★YUKAI) 、チンピラヤクザ=武田(堤真一)をまきこんで三者三様の思い入れをフラッシュバックさせながら走りに走る。東京は中野の商店街を走り抜け、レインボーブリッジを駆け抜ける、まさに高橋尚子顔負けの驚異的な走り。スタートが中野だったからてっきり甲州街道を走って、府中の東京オリンピックマラソン折り返し点も走るのかと思うたけど、それはない、ない(^◇^;) が、レインボーブリッジの上を走るころには日が暮れかかっていたから、スタートはほぼ3時ジャストだからね、悠に3時間を越える長時間マラソン。全く歩いてないぞよ。途中スペシャルドリンクの試飲(笑)が1度とったきりで、ついには真っ暗になっておったから、まさに8耐か。ひとつ気になったのは、DIAMOND★YUKAIの手にはピストル、堤真一の手にはドスがしっかり握られておったのだから、トモロヲ君には是非、ビニール傘を握ってほしかった。意味ありませんですが...
 それでやっぱりランニング・ハイというのはあるんでしょーね。ボクはそんな走り続けたことはないけれど、ええとこ10数キロ。だけどバイクでなら18時間ほど走り続けたというのはあって、結構ハイになるものです。かと思うと、走ってる間は結構ヒマなので、いらんことをいっぱい考えてしまいます。白石ひとみと一発やった妄想であるとか。もちろん走ってる最中なので半勃ち状態に留まるのですが。。。 何をレビューしてるんだか(^_^;アハハ…
 しかしなんでだか、いつも不思議に思うんだけど、たいして変化もない、ただ人が走ってるだけというマラソン中継にけっこう引きこまれてしまうでしょ。みんな走るのを見るのが好きなのだ。古くは『走れメロス』だったり、『長距離ランナーの孤独』だったり、近くでは『ラン・ローラ・ラン』であったり。そして「走る」という言葉の魔に取り憑かれてんだよね。この『弾丸ランナー』もしかり、魔に取り憑かれてる。
 きっちりそこんところは大杉漣が言うてしもてくれちゃってるけど、それが一連のジブリのようにならないのがボクは好きだな。


製作 中村雅哉
監督・脚本 サブ
撮影 栗山修司
美術 那須睦
音楽 岡本大介
出演 田口トモロヲ / DIAMOND★YUKAI / 堤真一 / 麿赤児 / 大杉漣 / 菊池隆則 / 堀部圭亮 / 白石ひとみ / 滝沢涼子 / 清水宏 / 四方堂亘 / 渡辺哲
★★★★☆



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2002年10月13日(日)
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