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■ ▼ ジュゼッペ・トルナトーレ『マレーナ』(2000 伊, 米)
どうもトルナトーレというのはよほど合わないようだ。いったい、なにが言いたいのだい?ボクはトルナトーレの感性というものを疑うよ。 まず女優さんを裸にするのなら、監督は女優さんに敬意を払うべきだ。ファシズムに振り回される群集と同レベルにしか思えないね。どうしてストーカー小僧(ジュゼッペ・スルファーロ)の幻想に全裸に曝されなきゃならないの。なんでヒステリー婆ぁ集団に双乳はだけられて髪の毛を引きずり回されなければならないのだ。何の因果で淫売と最後まで罵られ唾吐かれなきゃならないのだ。見ていてモニカ・ベルッチが気の毒になった。それがただひとえにラストシーンの演出のためだというのなら思い上がりも甚だしい。単なるいつも通りのトルナトーレのセンチメンタリズムでしかないじゃないか。 自転車を乗り回せばイタリア映画のできあがりかい。けっ!
Malena 監督・脚本 ジュゼッペ・トルナトーレ 撮影 ラホス・コルタイ 音楽 エンニオ・モリコーネ 出演 モニカ・ベルッチ / ジュゼッペ・スルファーロ / ルチアーノ・フェデリコ / マティルデ・ピアナ / ピエトロ・ノタリアーニ / ガエタノ・アロニカ
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2002年11月03日(日)
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