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■ マイケル・ライマー『クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア』 (2002 米, 豪) ★★
こういう映画って、どういうつもりで見ようとするのか不思議なんですけどね。なんて書いたら、デレク・ジャーマンの『ザ・ガーデン』のなにが良くて★5つもつくんだ?と逆襲されかねないけどな。 それ以前に、なんでこんなものをバカほどの金かけてつくるのか、いちおう作ってる本人たちは一生懸命なんだろうけれど、こういうレベルに大のオトナが精力使ってんだか、すごく不思議。あ、そかそか、『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』があたったからな。ただそれだけなんだね。前はトム・クルーズが目玉になったから、スチュアート・タウンゼンドで二匹目のどじょうってわけでしょ。それだけなら弱いから、ブレークしかけのアリーヤ使って。。。でもアリーヤはこの直後に飛行機事故で死んでしまった。映画界にとってなんて。。。。どうでもいいんです。ボクにとっては、HipHopperとしてのアリーヤでしかないから。 マイケル・ライマーって監督もよう知らんですが、全編MTVじゃんか。希望を言わせてもらえば、全編アリーヤのビデオクリップにしてくれたら、★4つくらいつけたのに。もちろん★2つはすべてアリーヤに捧ぐ、です。 まぁ、妙ちきりんなヒューマニズムを振り回されるより、ぼわーっと、くっだらねぇ〜〜と鼻くそほじくりながら見てられる分だけ救いがあろうってもん。子ども騙しにも程があるけれど、見る側の程度を見透かされてるってもんだね。こんだけぼろんちょに書いたって、どうせここに見に来てくださるお客様って、こういう類は見ないだろうから、いいか(笑)
Queen of the Damned 製作 ジョーグ・サラレグイ 監督 マイケル・ライマー 脚本 スコット・アボット / マイケル・ペトローニ 原作 アン・ライス 撮影 イアン・ベイカー 美術 グラハム・グレース・ウォーカー 音楽 ジョナサン・H・デイビス / リチャード・ギブス 衣装 アンガス・ストラシー 特撮 グレゴリー・L・マクマリー 出演 スチュアート・タウンゼンド / アリーヤ / マーガリート・モロー / バンサン・ペレーズ / ポール・マッギャン / レナ・オリン / クリスチャン・マノン / クラウディア・ブラック / ブルース・スペンス / マシュー・ニュートン
2003年11月17日(月)
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